リモート開発メインのソフトウェア開発企業のエンジニアブログです

2026年でもM1 MacBook Air(2020)は十分使えたという話【MacBook Neoとの比較】

TL;DR

  • 中古で 71,000円 で入手したM1 MacBook Air(RAM16GB)、エンジニア用途でも普通に戦える
  • 今年発売のMacBook Neoとマルチコア性能はほぼ互角。コスパ的にも悪くない
  • ただし16GB必須。8GBはエンジニア用途には厳しい
  • Intel世代の中古Macは購入非推奨。中古ならApple Silicon世代一択

購入のきっかけ

筆者は長年のWindowsユーザーで、とある仕事でMac OSを触った程度だったが、弊社には比較的Macユーザーが多いことと創作活動への興味からMacを購入してみることに。

ただ、MacBookの新品はご存知の通りどうしても高価である(上の動画は先日販売終了が発表されたMac Proですが)。
なので最初は2017年製のIntel MacBook Pro(Core i7 / 16GB)を中古で購入してみました。

が、これが大失敗だった

  • ちょっとした作業でファンが爆音を立てる
  • Youtubeはおろか、ニコニコ動画ですらカクつく
  • i7 / 16GBというスペックはいったい何だったのか

典型的な「安物買いの銭失い」でした。

改めて仕様を確認してみた所…

まあいくらi7とはいえど、今時デュアルコアはこんなもんでしょうね。

既に使用中の第8世代i5のレッツノートの方が全然快適でした(こちらに至っては4コアですがRAM8Gだというのに…)。

なお、Intel世代のMacはHW性能の問題だけでなくmacOS 26 Tahoe が最後のサポートバージョンとなる予定のため、業務用途として長く使い続けるのはいよいよ厳しい状況です。

色々あって最終的にじゃんぱらでM1 MacBook Air(2020 / 16GB)を71,000円で購入し直したところ、その違いに素直に感動しましたファンレスなので当然無音、動作は快適、バッテリーは一日余裕で持つ・・・Apple Siliconの世代交代がいかに大きな革新だったのかというのを身をもって実感しましたね。

2026年現在のエンジニア用途としての評価

普通に使えた

  • Web開発:各種ビルド・ホットリロードは快適
  • コンテナ環境:Docker Desktop(Apple Silicon対応版)は非常に安定。発熱もほぼなし。さらにご存知の通りMac OSはUNIX系統なので、この手の環境構築には最適である
  • IDE・エディタ:VS Code、JetBrains系ともに問題なし
  • ビデオ会議 + 開発の並走:Zoom / Slack を開きながらのコーディングも余裕
  • バッテリー:実作業で8〜10時間は十分持つ

⚠️ 厳しかった

  • ローカルLLM(Ollama):7Bモデルをロードしたところ推論開始直後にフリーズ。16GBでもM1世代のメモリ帯域では厳しく、ローカルLLMの実用は難しいと判断しました。(強いて言えばこのぐらい?)
Moba Pro

開発者ならRAM16GB一択

ユニファイドメモリはCPU・GPU・OSで共有されるため、Docker + IDE + ブラウザを同時に展開するだけで8GBはすぐ枯渇します。スワップが増えるとSSDの寿命にも影響するので、エンジニア用途では16GBを前提に考えた方が無難です。

同価格帯との性能比較:M1中古 vs MacBook Neo

中古価格はそれなりの美品で71,000円。新品当時(13〜15万円)の約半額で入手できました。比較対象として、今月発売の MacBook Neo($599 / 執筆時点の為替レートで約9万円) があります。

MacBook Neoに搭載されているのはiPhone 16 Proと同じA18 Proチップです。AppleはiPhone向けに開発したARMアーキテクチャのチップをMacにも展開しており、M1同様Apple Silicon世代として同じ土俵で比較できます。

M1 MacBook AirMacBook Neo
価格約60,000~110,000円(中古)約99,800円 または 114,800円(新品)
チップApple M1Apple A18 Pro
RAM8GB または 16GB8GB
Geekbench マルチコア8,3428,668
Geekbench シングルコア2,3463,461

マルチコアスコアはほぼ互角で、日常業務での体感差はそれほど変わらないと思います。シングルコアはNeoが上ですが、エンジニア用途では並列処理が多いためマルチコア性能がより重要です。今から新たに買うならMacBook Neoのほうがコスパは良いですが、中古でM1 16GBをうまく入手できれば十分有力な選択肢になりえます。

ベンチマーク参考:

まとめ

M1シリコンは2026年においてもWeb・バックエンド開発の用途では十分実用範囲内です。

Intel世代とのアーキテクチャの差は数字以上に大きく、中古でMacを狙うならApple Silicon世代(M1以降)が有力な選択肢になりえます。M1はまだまだ現役です。

参考

← 前の投稿

Tauri 2 on iOS: A simple fix for WKWebView safe-area inset issues

次の投稿 →

コメントを残す